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請求処理と入金処理

今月請求

今月分の請求の明細を見たい場合や、この債務者だけの請求書を作りたい場合、請求書に対する入金処理を行う場合に、処理メニューの「請求入金」ボタンを押し、「今月請求」タブを選びます。

画面は、上部と下部に分かれています。上部には、今月の請求の明細が表示されています。下部には、既に作成した請求伝票が入っています。

今月の請求書を既に作成している場合には、画面上部の今月の請求の明細の背景の色が、白から灰色に変わります。

請求書を明示的に作成しなくても、支払期限を過ぎた場合には、請求済みとなり、請求伝票が作成されます。

過去に作成した請求書に対して、入金が行われていない場合には、今月の請求分に未納分として記載されます。

今月の請求の金額を変更する場合には、請求予定の画面で行ってください。

請求書(振込通知書)を作成する

一般に請求書(振込通知書)は、ツールバーの振込通知書を利用して、対象となるすべての債務者に対して作成したほうが便利です。しかし、この画面の「請求書作成」ボタンを押して、個別の債務者に対して、振込通知書を発行することもできます。

請求書を作成すると、請求予定で、その月の請求額は変更できなくなります。もし、金額を変更したい場合は、先に請求書を取り消してください。請求書の取り消し方法は、このページの下の「過去の請求履歴」をご覧ください。

伝票番号は自動で作られます。伝票番号を途中から始めたい場合には、動作環境の「その他のデータを置くフォルダ」にある"BILL.TXT"をノートパッド等で開き、この中に開始に設定したい番号を入力してください。請求書を作るたびに、1ずつ値が大きくなります。

請求書に対する入金処理

債務者から入金があった場合には、「請求書に対する入金処理」ボタンを押してください。

請求方法とは無関係の入金は、大福帳画面の入金ボタンを使ってください。大福帳の入金ボタンでは、入金額が預かり金にプラスされるだけです。一方、請求に対する入金処理ボタンで入金をすると、入金後、直ちに、請求伝票の消し込みが行われます。(つまり、別な目的で入金された金額が、債権者への返済に回されてしまいます。)

入金日と、入金額、入金方法を入力してください。備考は、必要であれば記入してください。(空欄のままにしておくと、「何年何月分として」のように自動的に記入されます。)

入金は、常に古い請求書から順に消し込みが行われます。

入金額が請求額よりも多い場合には、預り金として処理されます。また、請求額に満たない場合にも、預り金となります。(請求額が満額揃った段階で、その請求書は処理済となります。)

入金方法はできるだけ指定しておいてください。将来、入金方法別に、入金台帳を作成する機能を追加する予定です。(この機能によって、手持ちの現金や通帳残高と入金台帳を比較することにより、処理漏れがないか確認することができます。)

「領収書を作成する」にチェックマークを入れると、OKボタンを押した後に、領収書が作成されます。

過去の請求履歴

作成した請求書の明細は、過去の請求履歴に入ります。これにより、いつ、いくらの金額を債務者に請求したのか確認することができます。また、請求が処理済なのか、入金待ちなのかを確認できます。

請求伝票を取り消す場合には、一覧から選択し、「削除」ボタンを押します。確認のダイアログが表示され、「はい」を選ぶと、選択した請求伝票が削除されます。

過去の請求分は、すべて入金済みの場合には、入金済みにしたい請求書を選択状態にし(マウスの右ボタンを押しながら移動する)、右クリック、表示されるメニューから「入金済みにする」を選んでください。

ダブリクリックをすると、請求伝票の明細を見ることが出来ます。なお、請求伝票の明細では、金額の訂正等、色々状態を変更できるようになっています。しかし、状態は変更しないでください。(内部で矛盾した状態になる可能性があるため)