標準でLANに対応

複数の事務員とデータを共有しながら作業するのは,もはや当たり前。しかも,追加料金なしでマルチユーザー環境が利用できます。

  • Windowsのファイル共有機能

    Windowsには,標準でファイル共有機能があります。この機能を使って,複数のPCで同時にサイむ整理くん4を動作させることができます。一人の債務者を別々のPCで同時に処理することはできませんが,別の債務者なら処理することができます。マルチユーザー機能を使えば,業務が効率的に行えます。同時にサイむ整理くん4が利用できるPCの台数は,親機(データを置くパソコン)のWindowsの種類や他の共有フォルダの設定によって異なりますが,概ね5台程度まではこの方式で利用できます。ただし,ファイル共有機能は,共有に参加するPCの台数の二乗に比例して遅くなります。

  • マルチユーザー版なのに安い

    多くの業務用ソフトは,シングルユーザー版しかありません。これは,多くの業務用ソフトが利用しているミドルウェア(開発環境)の制約のためです。マルチユーザー版は,違う開発環境で作成するために,初期導入費や維持費も一桁以上高くなります。サイむ整理くん4は,ミドルウェアを使わずに独自設計なので,このような制約がありません。Windowsについているファイル共有機能を使って,安価に,そして簡単にマルチユーザー環境が作れます。マルチユーザーの機能はWindowsの標準の機能なので,追加料金なしでこの機能が使えます。

  • 大規模事務所も大丈夫

    最近,法律事務所の大規模化が進んでいます。大規模な事務所の場合は,データベースサーバーを利用した,サイむ整理くん5が利用できます。100人単位でも,1000人単位でも速度劣化がほとんどなく,サイむ整理くん5を使うことができます。また,ファイル共有機能を使ったサイむ整理くん4とデータベースサーバーを利用したサイむ整理くん5は,操作方法がほとんど同じです。事務所の規模が大きくなっても安心してサイむ整理くんを使い続けることができます。(ただし,利用するユーザー数に応じた追加ライセンス料金が必要です。5台までは追加料金は入りません)

  • 無料のデータベースサーバーを利用

    サイむ整理くん5が安くても,利用するデータベースサーバーが高価なら意味がありません。サイむ整理くん5は,MySQL5を使っています。MySQL5は無料のデータベースサーバーソフトであり,世界で最も多く利用されていて,安定性と高速性には定評があります。(機能については,有料のデータベースサーバーに負けますが,そこはサイむ整理くん5側で補っています)。また,有名なサーバーソフトなので,導入や保守で周りの会社の支援を受けやすいことも有利な点です。

  • 遠隔地を結ぶ

    サイむ整理くん5とインターネット回線で,遠隔地にある拠点とデータ共有ができます。簡易的な方法は,MySQL5をインストールしたパソコンに,外部からアクセス可能なグローバルIPを割り当てる方法です。各拠点のパソコンは,サイむ整理くんをログインするパソコンとして,このグローバルIPを利用する方法です。ただし,この方法は,不正アクセスを防ぐためにセキュリティ対策が必要になります。もうひとつの方法は,インターネット回線を仮想的に専用回線にする方法です(VPN)。この方法だと,セキュリティ対策は不要ですが,スピードが遅くなります。

  • サイむ整理くん5のデータを他で利用可

    サイむ整理くん5では,データはリアルタイムにMySQL5データベースサーバーに保存されます。データベースサーバー内のデータをサイむ整理くん5以外の別のソフトでも呼び出すことができます。例えば,自社のWEBサーバーと連動させて,債務処理の進捗状況をリアルタイムにお客様に返答するシステムを作ったり,あるいは別の集計システムと連動させたりすることができます。